Farm to Barreⅼを体現した美しく奥深い味わい
Almanac Beer Companyは、農業への情熱と敬意をもち「Farm to Barrel(農場から樽へ)」というユニークな価値観をクラフトビールに取り入れることで、アメリカで注目を集めているブリュワリーです。
地元産の原材料にこだわり、飽くなき冒険心や熱い情熱を込めた奥深しく美しい味わいが人気を集めています。
創業:2010年
拠点:カリフォルニア州 サンフランシスコ
創業者:Jesse Friedman、Damian Fagan
飽くなき冒険心や熱い情熱の追求
Almanac Beer Companyは、当時サンフランシスコのレストラン界隈で流行の兆しを見せ始めていた「farm-to-table」という新しい考え方をクラフトビールに取り入れる事を目指し、2011年に設立されました。
創業者のJesse Friedman、Damian Faganは、もともと自家醸造家として長年にわたり、市場には出回らないようなユニークで時には奇抜な味わいを持つビールを醸造し、クラフトに対する情熱と技術を高めていました。その飽くなき冒険心や熱い情熱の追求、地域社会との共存を目指し、より大きな規模の醸造を始めるためブリュワリーを立ち上げました。
”Almanac”とは、1818年からアメリカで毎年発行されている農家のための季節の目安となるガイド『Farmer's Almanac』に由来しています。Almanac Beer Companyの農業への情熱と敬意は、彼らのモットーである「Farm to Barrel(農場から樽へ)」にも表れています。
地元の農家とコラボした"Farm to Barrel"
Almanac Beer Companyの醸造するビールは、地元の農家達とのコラボレーションにより造られています。毎年厳選して選ぶ北カリフォルニアにある農場と収穫期にパートナーシップを組み、醸造に使用するフルーツの供給を受けています。
ビールの造り方はユニークで、まず浮かんできたアイデアを共同でまとめ挙げ、アイデアが一旦固まると次はパートナーシップを組む農家を選定する作業に入ります。選定作業は注意深く、そしてブリュワリーのような家族経営の小さな農家を選び、ビール造りに取り組みます。
ビールは昔ながらの造り方を尊重しながらも、それだけに限らない様々な造り方で伝統的なスタイルのビール造りを少量生産で行っています。そして、2013年にはブリュワリーの代名詞とも言える「Farm to Barrel」シリーズが登場。
Almanac Beer Companyのバレルエイジビールは、オーク樽で熟成させています。樽の中に詰められたビールの味わいはこの二次発酵の過程において進化し続け、樽の持つトーストバニラやオークの風味を纏い、地元農家のフルーツと混ざり合い、奥深く美しい味わいへと昇華していきます。
現在、Almanac Beer Companyはオークランドに隣接するアラメダ島に生産と熟成のための拠点施設を構えています。
広さ30,000平方フィート、1942年に建設された元飛行機格納庫を利用しており、37フィートの天井、オリジナルのレッドウッドの梁、何百ものオーク製の樽やフードルを誇ります。