職人気質、高い品質、親しみやすさを感じる地元に根差したブリュワリー
アメリカのベンチュラのトパトパ山脈の麓に位置する「コミュニティーとの絆」を大切にするブリュワリー「Topa Topa Brewing」。醸造スタイルはシンプルながらも、「職人精神」「品質」にこだわり、厳選したモルトやホップといった原材料を生かしたクラフトビールを手掛けています。どのようなアクティビティにもマッチし、飲むほどによさが実感できる誠実さに溢れた素晴らしいブリュワリーです。
創業:2015年
拠点:カリフォルニア州 ベンチュラ
山の麓のカジュアルでのんびりした小さな町が拠点
Topa Topa Brewingは、カリフォルニア州ベンチュラを拠点にするブリュワリーです。ベンチュラはロサンゼルスの北西、ブリュワリーの名前の由来にもなっているトパトパ山脈の麓にあるカジュアルでのんびりした雰囲気の小さな町です。
創業者のジャック・ダイアーとカイル・トンプソンはもともと友人で、サーフィンと自家醸造に情熱を注いでいました。2人は、次第に醸造所を作りたいという夢を持つようになりました。本格的にビジネスプランを作り、共通の友人でストーンブリューイングのブリュワーだったケーシー・ハリスを仲間に引き入れました。
当初サンディエゴでの操業を計画していましたが、ジャックが生活の拠点をサンタバーバラに移したことで、競争が激しいサンディエゴではなく、サンタバーバラ近郊のベンチュラで醸造所を始めました。
職人精神・品質・コミュニティーの絆の3つを大切にした経営
Topa Topa Brewingは、クラフトビールを醸造してビジネスを行う上で、「職人精神」「品質」「コミュニティーとの絆」の3つを大切にしています。
もちろん、クラフトビールこそ人々を惹きつけ、コミュニケーションを促す素晴らしい飲み物で、その完璧な一杯を作りたいという熱い信念が3つの柱の土台にあります。彼らの醸造スタイルはいたってシンプル。ですが、モルトやホップを厳選し、その生産者を尊重し、原材料を生かす醸造を一貫して行っています。それにより、Topa Topa Brewingならではの、さまざまなアクティビティにマッチする洗練されていながらも、親しみやすい味わいが生み出されます。
コミュニティーとの絆をビール文化の一部と捉える考え方は、Topa Topa Brewingの環境保護への真摯な取り組みに通じています。Topa Topa Brewingと同じくベンチュラで創業を開始したパタゴニアともパートナーシップを組み、地元経済の環境に対する意識を高める活動を行っています。また環境保護に取り組むNPOとも活発に交流しています。地元のコミュニティーに楽しんでもらうことを第一に考え、品質を管理できる範囲での供給にこだわる誠実なブリュワリーです。