ビール業界のソムリエと呼ばれるCiceroneの資格者が指揮を執る味わい
El Segundoは”誰もが楽しめるビールの醸造”を目指し、2010年カリフォルニア州 エルセグンドにロブ・クロクサルにより創設されたブリュワリーです。2011年からはビール業界のソムリエ試験と呼ばれているCicerone(シセロン)の有資格者、トム・ケリーが参画し、その手腕を発揮。品質、人、ホップ、そしてビールの鮮度を重視し、新鮮なホップの香りにフォーカスした、鮮烈な味わいのIPAを中心に醸造しています。
創業:2010年
拠点:カリフォルニア州 エルセグンド
創立者:ロブ・クロクサル (Rob Croxall)
共同出資者・最高事業計画責任者: トム・ケリー (Tom Kelly)
4つの理念を貫きビールファンを魅了
創業者のロブがブリュワリーを始めるきっかけとなったのが、当時サンディエゴで急成長を遂げていたクラフトビールに大きな感銘を受けたこと。探究心溢れるロブの自家醸造家としての歩みは、2010年に彼の家族や友人と共にスタートしました。
【掲げた4つの経営理念】
・一貫した独立路線
・なによりも重視することは、品質、人、ホップ、そしてビールの鮮度
・お客様もスタッフも、誰もが飲んでも楽しめるビールを作り続けること
・ビールの持つ味わいと多様性を取り戻すこと
創業当時からこの理念を貫くことで多くの地元民を魅了し、コミュニティと支えあいながら醸造を続けてきました。ロブはブリュワリーの立ち上げ当初からWest Coast IPAに注目し、新鮮なホップの香りにフォーカスした鮮烈な味わいのIPAを中心に醸造することを強く意識していました。今ではブリュワリーの一番人気となっているビール「El Segundo Mayberry IPA」も王道West Coast IPAスタイルです。
El Segundoを語る上では欠かせないもう一人の立役者が、最高事業計画責任者トム・ケリーです。
創業後すぐにブリュワリーの主要メンバーとして参画。共同出資者でありながらも、ブリュワリーの唯一のセールスディレクターとしてその手腕を存分に発揮してきました。
2011年からはビール業界のソムリエ試験と呼ばれているCicerone(シセロン)の有資格者となり、その後2年間はそのプログラムの教官として従事していました。
プロレスラーとのコラボビールが人気を集める
自身の信念を貫くロブのブリュワリーは、地元のビール協会組合の常勤メンバーとしても活躍。
特に2019年の功績は目覚ましく、焼きたてのピザと作りたてのビールを楽しめるレストラン「The Slice and Pint (ザ・スライス・アンド・パイント)」をブリュワリーの近くに新規オープン、またカリフォルニア州全土での販売を実現し、メイン州、ニュージャージー州、ニューヨーク州とその販路を広げていきました。
そんななか、試合後の缶ビールパフォーマンスが有名な元WWE所属のプロレスラー「スティーブ・オースチン」のお気に入りとなり、コラボレーションビールを発表。またたく間に人気に火が付きクラフトビールにも馴染みのなかったプロレスファンにまで支持を広げました。彼と共同開発した「Broken Skull IPA」は、素晴らしいバランスと溢れるフレーバーで現地だけでなく日本でも人気を誇っています。