工夫を凝らしたIPAと樽熟成のワイルドエールが人気を集める新進気鋭のブリュワリー

Casa Agria Specialty Alesは、樽内発酵や樽熟成させたバレルエイジドビール、複数の野生酵母を使い発酵させたファームハウスエール、そして創意工夫を凝らしたIPAの醸造にこだわりを持つ、カリフォルニア州南部のベンチュラ郡の小規模ブリュワリーです。創業から5年間でカリフォルニアで最も人気のあるヘイジーIPAと樽熟成のワイルドエールの生産者の1つに成長しました。次々に誕生するユニークなクラフトビールにご注目ください!

創業:2015年

創業者:エリック・ドリュー、マイク・ウェヤント、ライアン・エクスライン

拠点:カリフォルニア州 オックスナード

熱心なホームブリュワーから誕生した「酸っぱい家」

Casa Agria Specialty Alesは、2015年12月にエリック・ドリュー、マイク・ウェヤント、ライアン・エクスラインの3人で創業しました。

カサ アグリア(Casa Agria)とは「酸っぱい家」という意味で、自家醸造にルーツを持つバックグラウンドを示す名前です。


もともと熱心なホームブリュワーとして活躍していたエリックとマイクに、熱烈なビールファンのライアンが加わり、会社を立ち上げる夢が実現。受賞歴を持つホームブリュワリーとして始まったCasa Agria Specialty Alesは、創業から5年間でカリフォルニアで最も人気のあるヘイジーIPAと樽熟成のワイルドエールの生産者の1つに成長しました。


創業当時は発酵タンク1つとささやかなテイスティングルームが併設された50坪ほどの施設でしたが、今では240坪の敷地に発酵タンク11個と大きなテイスティングルームを構えるまでになっています。また、ダンクなウェストコーストIPA、バレルエイジドスタウト、そして飲み口爽やかなラガーやピルスナーなど醸造するビールのバラエティを拡げています。

アメリカで最も豊かな農地の土壌を拠点に

Casa Agria Specialty Alesは、アメリカで最も豊かな農地の土壌があったこと、そして地元で栽培された果物やベリー類をビールに使用するため、拠点をオックスナードに選びました。

当初、醸造設備を購入するための十分な資金を持っていなかったため、他の地元の醸造所で醸造できるように交渉し、1回の醸造ごとに495ガロンの麦汁をその醸造所からCasa Agriaの施設に運び、麦汁を発酵させました。2015年の大半はこの方法でサワービールの在庫を確保し、創業を開始しました。


創業時はサワービールのみでしたが、サワーが苦手なお客様の為に、カサ デル ノルテ(Casa Del Norte)という名前のヘイジーIPAの醸造に取り組み、2015年から2018年にかけてビールのバラエティを増やし続けました。さまざまな一回限定のヘイジーIPAや、おびただしい数のサワーエール、ワイルドエールを生産。


2017年にはエリックとマイクは本業を辞めてフルタイムでブリュワリーで働き始め、翌年には30バレル生産できる醸造所を購入し、元の建物の前にある広大なスペースに生産施設を移しました。その後もサワーだけでなく樽熟成のスタウトや西海岸のIPA、さわやかなピルスナー、ラガーなど醸造するスタイルを増やし、成長を続けています。

Casa Agria Specialty Alesのクラフトビール紹介

タップルーム (カリフォルニア州 オックスナード)