Bear Republic / ベアリパブリック
Bear Republicは、創業当初から最高の原材料を使用し、こだわりの製法でクラフトビールを醸造するという姿勢を貫き、Great American Beer Festivalを始めとする数多くの賞を受賞する高評価ブリュワリー。
目の前にいるお客様に直接ビールの説明をしビールの感想を聞くなど、ブリュワリーに足を運んでくれたお客様の生の声を大切にすることでファンを獲得してきました。
看板となっているコアアイテムは、日本の人気アニメ「マッハGoGoGo」に影響を受け、主人公の愛車「マッハ号」から名付けられた「Racer 5 IPA」。彼らのレーシングやレーシングカーに対する愛はとどまることを知らない。
創業:1995年
創業者:リチャード・R・ノーグローヴ、リチャード・G・ノーグローヴ
拠点:カリフォルニア州ソノマ
ブリュワリーは世界屈指のワイン産地として知られる、カリフォルニア州ソノマ郡にNorgrove一家により創立されました。
現在でも経営者、経理、秘書、ブリューマスターを家族が担い、本当の意味で“家族経営”を守り続けています。
創業時から「mass」でなく「personal」を大切にし、目の前のお客様と対話をするためブリューパブとしてスタートしました。
ビールの感想を熱心にヒアリングし、直接会話をする姿勢がファンを獲得し、2009年にはその人気に生産が追い付かなくなると、プロダクションブリュワリーをオープン。その後も次々にブリューパブを建設するなど成長を続けるBear Republicですが、今でもお客さまとの直接のコミュニケーションを大切にし続けています。
Bear Republicの由来は1846年にカリフォルニアで起こった「Bear Flag Revolt」
メキシコ政府に対し移民たちが反乱を起こし、1846年6月にソノマを首都としたCalifornia Republic(カリフォルニア共和国)を設立しました。この共和国は1ヶ月と続かず短命に終わりましたが、この国の国旗として掲げられたのがカリフォルニア・ハイイログマ(California grizzly)と独立を表す1つ星が描かれた旗であり、Bear Republicのブリュワリーロゴのもととなったデザインです。
彼らは厳選した最高のホップや酵母を使用して、自分達の造りたいビールを造っています。
ホップは主にワシントン州Yakimaとオレゴン州Willametteで育てられたものを使用、時にはヨーロッパから輸入することもあります。
こだわり抜いて醸造されたビールはフィルタリング(濾過)を行わないためBear Republicのビールは基本的に全て無濾過で、ビールを注ぎ終えたパッケージの底には澱が溜まっているのが見られます。
主発酵を終えパッケージやドラフトケグに詰められたビールは、巨大な倉庫で最低12日間~14日間ほど保管され2次発酵の段階に入ります。
時間と手間がかかるこの手法でビール造りをしているのは、古き良き手法で味わい深いビールを醸造することで、ビールを楽しみにしているファンの印象に残るビールを届けたいという彼らのこだわりの表れです。
そんなBear Republicのフラグシップアイテムは「Racer 5 IPA」
看板商品でありファンに愛され続けるこのIPAは、ブリュワリーの売上の大半を占める大人気のビールです。
彼らはレーシングやレーシングカーが大好きで、日本の人気アニメ「マッハGoGoGo」に影響を受けており、ビールの名称にもなっているRacer 5 IPAも、実はマッハGoGoGoの主人公の愛車「マッハ号」から取られています。
現代のアメリカンIPAを形作ったクラシックな組み合わせの4-Cホップ(Chinook、Columbus、Cascade、Centennial)をたっぷりと使用して醸造されたホッピー・アメリカンIPA。 ほんのりとオレンジがかった金色のシャープかつ流線型の引き締まったビアフォルムはまさに機能美を具えた車体のようです。
Racer 5はGreat American Beer Festivalで2度の金賞を受賞したほか、2004 World Beer Cupでは銀賞を受賞するなど、アメリカのみならず世界が認めたIPAとして人々を魅了し続けています。